2012/1/30 月曜日

ヨリミチケンチクその15

Filed under: ヨリミチケンチク, 建築 — oga @ 14:33:31

 kudansita.JPG

九段下ビル(南省吾設計、1927年)、

関東大震災後の復興のランドマーク的存在であったこの建物。

昨年の大地震も耐え抜き、崩れなかったのは見事でしたが、

ついに解体です、、、

もう靖国通り側の外壁が1枚残っているだけです。

85歳までよくがんばったね!(O)

2012/1/2 月曜日

2012年が明けました

Filed under: その他 — oga @ 2:58:54

【年始のご挨拶】

昨年は各ジャンルで活躍されている

たくさんの方との出会いがありました。

本当に感謝しております。 

今年はさらにその輪を幾重にも重ね、

つないでいきたいと考えております。

これまで得て来た知恵と、

もってる力を最大限振り絞り 、

勇気をもって前へと進んでいきたい。

将来をつくるために、

建築家にできる事は何でもトライしたい。

子どもたちに渡したい大切な想いを、

大人として示し動いて伝えていきたい。

「今があるから未来がある。

昨年の震災復旧活動を通して感じた教訓です。

今年もできる限り被災地を元気づけに行きます。

被災された方が前を向けるように、

次の世代にバトンタッチできるように、

私なりに全力で走り回ってみます。 

みなさま、本年も何卒よろしくお願いします。

                                               2012年元旦   大賀行雄  

2011/11/22 火曜日

東北へ想いをその12

Filed under: がんばれ東北 — oga @ 7:17:12

先日、私が副代表を務める復興支援団体

NEXTA宛に連絡が入りました。

南相馬の仮設住宅の集会所でサロンを支援

されている方からでした。

市内の仮設住宅の断熱性能にバラツキがあり、

寒さ、結露対策が急務だと。行政だけでは手

の回らない部分、われわれ建築士にできる、

いや、やらなければならない活動があること

をあらためて感じました。

いまも被災地はまったなし 、なのです。

早速、調査活動チームを編成し、事例を集め

断熱・結露対策の検討に入りました。できる

だけ早く現地入りして、それらの情報やノウ

ハウを共有していただけるようにしたいです。

(O)

2011/10/13 木曜日

ヨリミチケンチク京都編その4

Filed under: ヨリミチケンチク, 建築 — oga @ 18:08:31

浄瑠璃寺(1107年建立)は京都の最南端にあります。

建物のプロポーションや屋根の勾配の具合がとてもキレイだなぁと、

ずっと前から一目ぼれしていた建築です。

山門をくぐるとまず大きな池が目の前にひろがります。

で、次の瞬間本堂を斜め45度方向から仰ぐことに、、、

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思っていたより武骨な印象です。

でもよくよく見てみるとさまざまなデザインに満ち溢れた

傑作にふさわしい建築でした。

jyoururiji02.jpg

本堂の特長の一つはその柱の配置にあります。

普通正面の柱と柱の間は、中央三間が等しく、端に従って狭くなります。

興福寺や唐招提寺がそうです。

ここ浄瑠璃寺は違います。

8-6.5-6.5-6.5-7.2-14-7.2-6.5-6.5-6.5-8

(柱が12本でその間が11間、単位は尺で柱と柱の長さを表す)

最後の両端が広いのです。だからなんでしょうか、この美しさ。

たぶんその比率が屋根勾配を決めているのだと思います。

jyoururiji03.jpg

柱の上に桁がトンと柱が載っているだけのシンプルさ。

軒下は2重の垂木が伸びていますが、上の段は反っていて、先が

すぼまっています。

jyoururiji04.jpg

階段も凝ってます。太い材がピン角で触ってるように組まれています。

その上に厚さ15ミリくらいの板が15ミリくらい浮いて敷かれています。

jyoururiji05.jpg

そんな本堂は子猫のかっこうの昼寝場だったりもします。(O)

2011/10/3 月曜日

ローカルサミットに参加して

Filed under: その他 — oga @ 16:42:25

9/23~25まで富山県南砺市(なんとし)にて開催された

第4回ローカルサミットに参加してきました。

南砺市は五箇山を中心とした世界遺産合掌造りの里が残る土地。

そこに、多分野を横断する日本を代表するゼネラリストが一同に介しました。

目からウロコが落ちるような貴重な時間の連続。

日本の原風景が広がるこの土地で、

柳宗悦が提唱した、土徳の精神を見直していく、

いのちをつなぐこと、それを共有していくこと、

現状を問い、志民が集まって、日本の未来について語り合った3日間でした。

キースピーチでお話してくださった、哲学者の内山節さんからは

多大なヒントをいただきました。(写真右の方)

nanto01.jpg

開催地の南砺市長の田中幹夫さんは何事も受け入れてくださり、

チョー前向きな頼れる親分です。(写真左の方)

南砺の未来は明るいですぞ!

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ちなみに真ん中の子どもは福岡からさんかの川崎さんのご子息。

この写真からも分かるように、地域も世代も超えた、

さまざまな方と出会えた素晴らしいサミットでした!(O)

2011/9/21 水曜日

ヨリミチケンチク京都編その3

Filed under: ヨリミチケンチク, 建築 — oga @ 14:12:36

ごめんなさい、京都じゃなくて。

三重県の伊賀市庁舎(1964年、坂倉準三)にヨリミチしました。

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バリバリのモダニズム建築がありました。

日本近代建築史においてとても貴重な建築に思えます。

iga01.jpg

もちろんコルビュジエのモチーフになぞられながら

そのスタイルは出来上がっています。

階段室やサッシフレームワークのモジュールには

事務所機能、風土の環境、当時の状況などの

オリジナルな要素がデザインを牽引しているように見えます。

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iga03.jpg

外部の床のタイルはオレンジ色の六角形。

手裏剣をイメージしたにきまっています。ニンニン。

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しかし、建て替え計画が進行しているようです。。

このデザインと対峙した記憶を消して絶やすことなく、

次につなげるようにしていきたいものです。

しかしこれから建築を学ぶ若者がこれを見れなくなるなんて。。

もったいない、、、(O)

2011/9/13 火曜日

ヨリミチケンチク京都編その2

Filed under: ヨリミチケンチク, 建築 — oga @ 20:04:21

また西本願寺

kokei_l.jpg

(写真は本願寺HPより転写)

書院にあるお庭

「虎渓の庭」

朝霞志摩之助による作庭

そこからは大きすぎる御影堂の屋根が

庭の上方に聳え立っています

逆転の発想!

その大屋根を中国にある有名な景観

「廬山」として見立てた借景としています

その足元には砂利がこちらにだーぁっっと

日本で一番大きな枯山水だそうです

庭の中心にはソテツが植えられています

説明していただいたお坊さんいわく

ソテツを植えた京都のお庭は3つだけ

ここ本願寺と二条城と桂離宮

全部リッチな場所ですね

時の権力者の象徴なのですかね

信長も秀吉も家康もソテツのある庭を好んだとか

ソテツの名の由来

「茎に鉄釘を打ち込むと元気になる」

鉄分によって元気が蘇るところから

蘇鉄(ソテツ)と名付けられたのだと

1000年以上の樹齢のソテツもあるのだと

南国植物の珍しさもさることながら

末永く繁栄することを願って植えたのだね

きっと(O)

2011/9/11 日曜日

東北への想いをその11

Filed under: がんばれ東北 — oga @ 19:55:07

<馬小屋プロジェクト 報告書1>を掲載します。
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2011年3月11日に東北地方一体を襲った大震災に
より、福島県相馬市は、津波そして福島第一原子
力発電所からの放射能汚染の問題とで、未曾有の
甚大な被害となりました。現地を訪れた5月18日
の時点では、復興の目処はまったくわからない状
態にありました。市内の中心にある相馬中村神社
は「相馬野馬追」という1000年以上も続く伝統
的なお祭りの会場ともなる、馬の神様を祀った神
社です。相馬や南相馬での人々の暮らしには、
馬やこのお祭りの存在がなくてはならないものだ
と、お聞きしました。神社にはもともと馬場もあ
り、子どもたちや地元の方が馬と触れ合える身近
な存在の場所となっています。
soma021.jpg
「相馬救援隊」や「馬とあゆむSOMA」のみなさ
んのご尽力で、被災した馬や取り残されてしまっ
た馬の保護と手当て、移送の作業を行なっていま
した。相馬中村神社でも災場を受け入れていくそ
うです。地震の影響で現在の馬屋は傾いてしまっ
たり、まだまだ続く余震に耐え得るのか心配だと
のお聞きしました。馬の世話をするスタッフの補
充、馬の飼料の確保など、馬も人も元気で一緒に
居続けることは、想像以上に時間とお金と手間の
かかる作業です。
soma034.jpg
神社の境内の杜に建っている現在の馬小屋の壁に
は、地元の子どもたちが描いた絵がたくさん飾ら
れています。これからも被災場の受け入れは続
き、少なくともあと10頭を受け入れるために小
屋の増築が必要ということでした。すでに奥のス
ペースでは整地作業が始まっていました。この場
所に建てる、仮設の馬小屋の設計を行ない、工事
施工ができる方がいなければ施工もする。ものづ
くりのプロとして、微力ながらもお手伝いできる
復興支援の第一歩が始まりました。(O)

2011/9/9 金曜日

チャメケンチクその14

Filed under: チャメケンチク, 建築 — oga @ 17:43:45

【14/そんなに押さないで/御茶ノ水】

御茶ノ水駅前の通りを歩くと

狭くて小さなお店がずらり並んでいます

気づかれずに見過ごされてしまいがちな

ちっぽけな存在がお互いを励ましあいながら

すっと建っています。。。

そんな中新顔となるおすし屋さんを発見!

otanomizu.jpg

たぶん1600~1800mmくらいしかありません

まず、このスキマにあった建物を解体して

また建てる。。という根性に参りました

お店は当然、立ち飲み、立ち食い形式です

厨房設備として調理器具のあまり必要なくて、、

店主とお客さんとの距離が近い方がいい、、

おすし屋さんしか考えられないですね。(O)

2011/9/2 金曜日

ヨリミチケンチク京都編その1

Filed under: ヨリミチケンチク, 建築 — oga @ 15:00:53

西本願寺に行ってきました

予約しないと立ち入れないゾーンは

本当にすごかった!

書院と飛雲閣が見られます

写真撮影禁止でしたので写真はありません

白書院の前に建つ北能舞台は

1581年につくられました

日本に現存する最古の能舞台で

国宝です

舞台の奥の板壁には

松の絵が描かれています

葉だけで枝や幹がありません

緑の雲がプカプカ浮いてるみたい

なんと上から見た松を描いてあるそうです!

庭には「なめり石」が敷き詰められています

鴨川でとれていたものでもう今ではない貴重な石

グレーの石で硬いので

音の反響効果をねらっているようです

石の向きを舞台に向けて置かれたさまは

水面の波を表現しているみたい

雨に打たれるると黒光するそうです

しっとりした空間のなかで佇む能舞台かっこよさそー(O)

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